2019年10月5日(土)に開催したCSS Nite in Aomori, vol.12「令和時代のウェブ制作トレンド」のフォローアップとして、益子 貴寛さん(まぼろし)の『Web制作現場の働き方とワークフローが変わる Adobe XD活用法』セッションのスライドなどを公開します。
※フォローアップメッセージは、イベント開催直後(2019年10月)の時点のものです。
CSS Nite ベスト・セッション 2019「ベスト10セッション」に選出されました。
Web制作現場の働き方とワークフローが変わる Adobe XD活用法
益子 貴寛(まぼろし)
メッセージ
セッション3「Web制作現場の働き方とワークフローが変わる Adobe XD活用法」を担当した益子貴寛です。
Adobe XDは、Creative Cloudを使っていない人も、まずは無料(スタータープラン)で使えます。以下の公式ページからダウンロードできますので、ぜひ使ってみてください。
https://www.adobe.com/jp/products/xd.html
アンケートに「PhotoshopやIllustratorとの連携は?」という質問がありましたので、お答えします。
本編でも少し触れましたが、PhotoshopやIllustratorはパーツ制作(写真の加工、ロゴやイラストの制作など)に使い、デザインとしてフィニッシュさせるツールとしてはXDを使う、という流れで進めています。
これまで作ったPhotoshopのPSD、IllustratorのAIも、かなりの再現性でXDで読み込めます。過去の資産がムダにならないという点も、乗り換えに消極的な人への説得材料になると思います。
コーダーにXDファイルを渡す際は、オブジェクトグループ、それぞれのレイヤーの順序、レイヤー名などをわかりやすく整理してから渡してあげると、コーディングに着手しやすいと思います(特に、画像の書き出しを想定した名前にしてあげるなど)。
HTMLとCSSを書き出すプラグインもあるのですが、現状はイマイチです。将来、XDがネイティブでサポートするかもしれませんので、期待して待ちましょう。
XDのマンスリーアップデートについては、以下のページにまとめられています。たまにチェックしましょう。
https://www.adobe.com/jp/products/xd/features.html
ディレクターはもちろん、マーケターや営業の人も、XDのようなクリエイティブツールを使えるようになることは、きっと自分の資産になるはず。ビジネスとデザインが密接不可分になり、「デザイン経営」という言葉さえ聞かれる今、ためらう理由はないはずです。
当日のツイートは以下にまとめました。
CSS Nite in Aomori, vol.12「令和時代のウェブ制作トレンド」 – Togetter